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まずモニターのスペックを確認してみましょう。
| EIZO FlexScan T766 | 項目 | SONY CPD-G420 |
|---|---|---|
| 1920×1440/RR75Hz | 最大解像度 | 1920×1440/RR70Hz |
| 1280×1024/RR100Hz | 推奨解像度 | 1280×1024/RR85Hz |
| 30-115kHz | 水平 | 30-110kHz |
| 50-160Hz | 垂直 | 48-170Hz |
| D-sub15、5BNC | 入力系統 | D-sub15×2 |
| 色温度4000〜10000K、輝度280cd/m2 sRGB対応など |
カラー関連 | 色温度最大9300K、sRGB対応など |
| ScreenManager、FineMode(5段階) WindowViewer、DesktopViewerなど盛り沢山 USBアップ1ダウン4、3年保障 |
その他の特徴 | ハイコントラストARコーティング 3段階のMode切り替え、他はシンプル USBアップ1ダウン4 、1年保障 |
| 約 65000円(参考:ヨドバシ仙台店) | 価格 | 約 55000円(参考:ヨドバシ仙台店) |
比較しますと、EIZOの場合はSONY製FDトリニトロンに独自の調整を施し、且つユーティリティ関連を充実させていることが分かります。特にRR(リフレッシュレート)の高さが目立ちますね(数値が高いほど画面のちらつきを押さえることができます。一般的に良いモニターほど数値が高いです)。
また、入力系統に5BNCがあるのも特徴です。SONYの場合はもう一ランク上でなければ5BNCを用意していません。一般的には5BNC入力は画質が向上すると言われています。SONYの場合、コスト面からこのクラスには導入しないのか、それともそれを必要としなくとも高画質だからなのでしょうか?いずれにしてもSONYはベーシック機能重視で製品化しているようです。

EIZOのユーティリティは盛り沢山ですが、これに惹かれて選ぶ人はマレではないかと思いますが…。
おっと、忘れてはならないのが保障期間です。EIZOは3年保障です。これはありがたいことです。
※本レビューはあくまでも私が所有しているT766についての所感です。当方のPC環境によるものであり多少の個体差もあるでしょうから、全てのEIZO製品に当てはまるものではありません。予めお断りしておきます。
いきなりですが、フォーカスが甘いです。
自分でできる範囲のことはしましたが好転しないため、メーカーサポートに電話して調整方法を確認しました(メーカーサポートに電話するのって何年ぶりだろう?)。それでも許容できるレベルにはなりません。全ての基本はテキストですから、この調整水準が低いようでは話になりません。
情報サイトの掲示板で「T766はフォーカスが甘い」という話題を目にしたことがありますが、まさにその通りです。1万円モニターレベルです。参りました。 → 後日メーカーへモニターを送って調整。
[私が対処したこと]
EIZOサポートにモニター調整を依頼し戻ってきましたが、残念ながら満足できるレベルではありませんでした。テキストフォーカスの比較対象が17inchのG200なのでそう感じるのかもしれません。。。
とても明るいです。目が痛くなるほどに明るくなります。
昨今のDVDやTV視聴・編集への対応のためでしょう。それらを利用する方には喜ばれる高い水準の明るさです。コントラストを維持していますので、明るくすると画面全体が白っぽくなるということなく明るい画像を楽しむことが出来ます。
スペックにある輝度280cd/m2というのはかなり明るい数値なのだということを実感しました。(三菱のM2管などもそうなのでしょうね)但し、通常の使用時には当然目が疲れますから、色温度を調整(下げる)必要がありますね。
T766にはワンタッチで明るさ・コントラストを最適値にするFINE MODEという機能が付いています。MODEは全部で5つあります。
[Text] [Browser] [Picture] [Graphic] [Movie]
これらで使えるのは[Text][Graphic]ぐらいでしょうか。明るさと色温度のProfile機能だと思うのですが、カラーマッチングがどうもく気に入らないのでオリジナルのセッティングにしています。
カラーは何も調整をしないと、一言で言って「Macintosh設定」でした。Macを使っているので比較できるのですが、思わずWindowsじゃなくてMacintoshを使っているような錯覚に陥る色見具合でした。
ご承知の通り、Windowsはガンマ値がMacintoshより高いので(2.2と1.8)色味が濃くなります。
後日、カラー調整は Color Restoration(OSDメニューのColor内にあります) という機能でWindowsらしい色に簡単にできることが分りました。これで発色の不満は解消されました。
実は不調な点が他にも多数あり、購入後1ヶ月程度の状態で不調な点をレポートにしてEIZOサポートに送ったのです。不調な点については画像やイラストを入れてレポートにして送ったのです。
EIZOは仙台にサポートセンターがあるため仙台営業所宛に送りました。それで調整後「輝度が高いのを確認した」「カラーレベルデータの再調整をした」との内容の納品伝票が付いて、中1日で帰ってきました。※滅茶苦茶速いですよね。1週間は覚悟していたんですが、これにはびっくり!!!うわさ通りサポートは早い!
まあ調整してくれたのですから、完璧な状態で送られてきたのだろうと思ったのですが、残念な結果でした。
フォーカスも色も左下部のくすみ(薄緑のくすみがある)修正も満足できるレベルではありませんでした。
これで調整したとのことなので、もはやEIZO FlexScanT766はこのようなものだと納得するしかありません。 (あたりが悪かったんでしょうかね)
まったく直っていない!詳しく画像入りで不具合のレポート送ったのに、見てくれたんだろうか?あいかわらず、左下が緑色でくすんでくる。濃くなったり薄くなったり。。。PCを変えてもVGAカードを変えても出るからモニターがおかしいんです。(ってレポートしたのに)
まったく頭にくるぞー。サポートセンター、ちゃんと点検したのオー! (2003年4月3日の談)
[2003年暮れの追記 グラフィックカードクオリティ]
個人的には、明るさ以外これと言って良いところがないと感じているT766ですが、少々追記をしておきます。
と言っても、直接モニターに関連する話題ではなくグラフィックカードについてです。
MATROX MillenniumG450 と CANOPUS Spectra WF17 を比較してどちらが画質が良かったか?!
結果は G450>WF17 というご想像通りの順番です。(5BNCにて接続)
やはり画質の美しさはMATROXですね。テキストや白黒のコントラストが明らかに違います。画質に定評のあるCANOPUSと言えどもnVIDIAチップではMATROXには歯が立たない感じです。ただ、本流のX20、X21、WX25などは所有していませんのでそれらだとまた結果が違うのかもしれません。(実際X2xシリーズの方が画質が良いという話が多いですよね。私はG-ForceよりもRIVA-TNTが良かったような気がするんですけど)
他方、ATI RADEON は初代のDDR32を所有していますが、T766にセッティングして比較していませんので何とも言えません。一般的にnVIDIAよりATIの方が画質が良いと言われていますから、新しいグラフィックカードでも購入したときにまたご報告したいと思います。
尚、CANOPUSの GreenDriver530(以下GD) と nVIDIAのForceWare56xx(以下FW) を比較するとGDの方が画質が良いようです。ただし、HDBenchのDDが動作しないなどのBugがありますし、Driver更新もしなくなりましたので使う意味はほとんどないでしょう。
[2004年の追記] RADEON RD9610 を購入したのでレビュー(T766と関連はありません)しています。
[2005年3月17日の追記] またもやT766が故障!Weblog版 四方山話 へどうぞ!
[2005年3月27日の追記]
結局ブラウン管がいかれてしまったようで、たった2年しかもちませんでした。他に所有しているSONYのモニター4台は全てトラブルなく5年〜6年目になっています。どうしてこれほど差が出るのでしょうかねえ。
このページを読んでいただいた方はご理解頂けると思いますが、購入当初から調子が悪かったので不良品を使っていたようなものです。ブラウン管は1年保障なので実費による交換修理になるということで、見積もりはなんと44000円なり。これだけ払うなら新しい液晶モニターを購入した方が安上がりなので、このモニターは粗大ゴミとすることに決めました。T766とは短いお付き合いでした。
さて、気を取り直して、現在購入を検討しているモニターはSONYのSDM-S74です。17インチでデジタル対応なのに3万円を切っています。パネルはそれなりでしょうけど、急なことなのでこれにしようと思っています。
調べたらヨドバシカメラより(ポイント還元分を差し引いても)Amazonが安いようです。